歯科医院に欠かせない歯科用コンプレッサーの基本機能

歯科治療は器具や技術だけでなく、院内で安定して供給される「圧縮空気」によって支えられています。
歯科用コンプレッサーはその空気をつくり、清潔に保ち、診療を止めないための中核設備です。

歯科用コンプレッサーの基本機能

●圧縮空気をつくる(エア供給の根幹)
外気を取り込み、圧縮して治療に使える空気へ変換します。タービンやエアブローなど、空気を動力とする機器の“心臓部”として働きます。

●一定の圧力・流量を維持する(診療の安定性)
治療中に圧が落ちると、切削力の低下や操作感の変化が起こり得ます。コンプレッサーは圧力スイッチや制御機構で、使用状況が変わっても供給を安定させます。

 

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「写真の由来:Greeloy®GA-61X 歯科用 オイルレス超静音コンプレッサー 消音ボックス付き

●空気を清潔にする(衛生管理)
圧縮空気は口腔内に近い場所で使われるため、異物混入は避けたいポイントです。フィルター等で粉じんや微粒子を抑え、清浄なエア供給を支えます。

●水分を減らす(除湿・ドレン対策)
圧縮すると結露が生じやすく、配管や器具に水が回ると故障・腐食の原因になります。除湿機構やドレン排出により、乾いたエアを維持しやすくします。

●安全に運転する(過圧防止・保護機能)
圧縮機器には安全弁などの保護機構が不可欠です。異常時の圧力上昇を抑える仕組みを備え、院内設備としての安全性を確保します。

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「写真の由来:Greeloy® GA-82 歯科静音オイルレス エアコンプレッサー 2馬力 60L

●タンクで“ためる”(瞬間負荷への対応)
エアタンクは空気を蓄え、複数機器の同時使用など一時的な需要増にも対応しやすくします。結果として、起動回数の増加を抑え、運転の安定にもつながります。

●静音・低振動で環境を整える(快適性)
騒音は患者の不安やスタッフの負担に直結します。静音設計や防振構造により、診療室や待合の快適性を損ねにくくします。

まとめ

歯科用コンプレッサーは「つくる・安定供給する・清潔にする・乾燥させる・安全に守る」という機能で、歯科医院の診療を土台から支えます。
機器構成やユニット台数に合った選定と、日常点検・消耗品管理を行うことが、止まらない診療につながります。