みなさんのお子さんは、3歳をすぎても指しゃぶりをしていたり、お口がずっとぽかんと開いていることはないですか?今回は、お口ぽかんや指しゃぶりによってどのようなことが起こるのかについてお伝えします。
子供のお口の癖には以下のようなものがあります。
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①指しゃぶり(吸指癖)
1歳半~5歳でよく見られます。上の歯並びが悪くなります。お口を「イー」とした時に前歯が当たらない状態になります。ここで注意していただきたいのが、1歳半~3歳までは、指しゃぶりやおしゃぶりをすることは、手と口の調和運動を学ぶ大切な行動であるため、特に治療などはせず、見守ることが大切であるということです。3歳~5歳で指しゃぶりを継続している場合は、その原因を考えていくことが大切です。また無意識に指を口に持っていくケースが多いので、指に絆創膏をはったりすることで、子供自身が気付くように工夫することも大切です。5歳~12歳で指しゃぶりを継続している場合は、子供自身もやめたいと思っているが、やめることができず悩んでいることが多いです。毎日できたかどうかをカレンダーなどに記録していくことが大切です。
②おしゃぶりの長期使用
1歳半~5歳でよく見られる。お口を「イー」とした時に上と下の前歯が当たらない状態。
③お口ぽかん(口呼吸、口唇閉鎖不全)
5歳~12歳でよく見られる。唇が乾燥する。上の前歯が前へ傾く状態。
以下のような3つのパターンがあります。
Ⅰ鼻呼吸が出来ないで、口呼吸になってしまっている場合
耳鼻科へ行って鼻呼吸ができるように、治療を受けましょう。
Ⅱ鼻呼吸はできていても口呼吸が習慣化してしまっている場合
意識すればお口を閉じることが可能なので、鼻呼吸と、口を閉じる訓練を行いましょう。 Ⅲ意識してもお口を閉じることが不可能な場合
歯並びの改善と口を閉じる訓練をしましょう。
④下唇をギュッとかんでしまう(咬唇癖)
5歳~12歳でよく見られる。上の前歯が前に下の前歯が後ろに傾いている状態。
1つのことに集中したり、考え事をしている時に無意識に唇を咬んでいる場合が多い。鏡を見ながら、自分自身で自覚することが必要です。
⑤ベロが常に前に出ている(舌突出癖)
5歳~12歳でよく見られる。飲み込む時に舌が前に出てしまう。
原因としては、巨大な舌、舌の筋肉が上手に動かせないなどが考えられる。
⑥爪を咬んでしまう(咬爪癖)
5歳~12歳でよく見られる。歯の真ん中に隙間ができる。歯と歯の先で咬み合う。歯並びが悪くなる。
子供の癖を色々と書いたが、何よりも大切なのは、子供自身がその癖を治していきたいという気持ちを持つことです。歯科医師や保護者がトレーニングに対して積極的に働いても、子供自身のモチベーションが維持されなければ、効果はなかなか現れません。
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