なぜ矯正治療は長期間かかるの?(歯科矯正治療の治療期間)

「骨の代謝」を利用するため、時間はかかりますが身体への負担が少ないです

人の骨は、日々、破壊と再生を繰り返す「骨代謝」をしながら新陳代謝して体を支えています。
歯列矯正は、この骨代謝を利用して歯を動かしています。装置で歯に少しずつ継続的な力を加えると、徐々に歯は動きます。歯が動くスピードは1ヶ月に1ミリ程度で、やみくもに強い力を加えたからといって、早く動くというわけではありません。力をかけすぎれば、歯の周囲の血管が圧迫されて、正常な代謝が行えず、歯が動かなくなったり、場合によっては、歯根や周囲の骨に大きなダメージを与えてしまします。

歯や周囲の組織に負担をかけずに、患者様の体が持つ自然のペースで治療をするため、上下全体の歯並びがキレイになって、良い咬み合わせになるまで、約2年~3年くらいの期間がかかるのです(歯科用無影灯)。

お子様の矯正治療について

小児矯正の場合、乳歯や生え換わりの6~7歳のころに、永久歯が生えやすくなるように部分的に治したり、顎の骨の成長を適切に導く治療を行う「1期治療」を行います。その後、永久歯が生えそろった後に、ブラケットやワイヤーを使って歯並びやかみ合わせを改善する全体的な矯正治療「2期治療」を行う場合があります。1期治療から2期治療までの経過観察の期間は、4ヶ月~半年に一度の通院になりますが、このようにステージを分けて治療する場合、トータルの通院期間は長くなります(歯科ツール)。